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長嶋 修
長嶋 修(ながしま おさむ) 1967.9.12

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140 情熱を優先させて失敗・損得を重視して失敗

なんといいましょうか。憂慮する事態が増えてきましたので、
ちょっと書こうと思います。

「契約を急がされている」というパターンが、最近ドンドン増えています。
検討する時間を与えないことで、考えさせない作戦なのでしょうか?

「お得な値引きですから、ほかに検討している人が数名います」
「特別な値引き対応ですから、早く契約してください」
などなど、この手のトークは、無視してください。
このようなものを、決断材料に加えないでください。

唯一の決断材料は「自身の納得」です。
自身の深い納得があって、そのときに物件が残っていたら、
という感覚を失わないでください。

いま、不動産は余っています。
これからも、とくに2005年に向けて、在庫はどんどん積みあがります。
不動産市場の客観条件を見れば、急ぐ必要などどこにもないのです。

「金利がじわじわ上がっていますから今が買い時です」

このトークはどうでしょうか?

金利だけを取り上げれば正解。
不動産価格の点から見れば不正解です。
金利が上がれば、購入者が買える物件の価格が下がりますから
(ローン借入額が少なくなりますから)
ただでさえ売れ残っている不動産は、もっと価格が下がります。

だから、マイホーム購入の最終決断の場面は、
損得を重要視しないほうが賢明です。
最終決断の場面は、「自分たちの夢」とか「幸福」がまず優先され、
その次にデジタルな経済合理性を確認する、という態度で進めましょう。
でないと判断を誤ります。拙速な決断だったのではないかと、
あとからジワジワと感じることになります。

不動産の購入はある意味「縁物」です。
「縁」があれば、急ごうが急がまいが、買えます。そういうものです。
申し込みをしてから契約まで、最低1週間はとってください。

なぜなら
物件について・最適なローンについてなど、
さまざまなことを検討する必要があります。
大きな買い物をするのに、目先の感情で決めるものではありません。
数日経っても、気持ちが変わらないことを確認してから、
ことを進めるべきだからです。

「購入申し込み前後の事柄」については、
このあたりにわかりやすく書いてあります。
http://www.sakurajimusyo.com/qakaituke.html


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