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大下達哉 好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。
気楽にお付き合い下さい。
1977年 3月生まれ
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BLOG 大下達哉の「ドーシタ大下」
最新の日記は、t-ohshita.comをご覧下さい!

2006.11.29

ビリー・ジョエル

昨日、ビリー・ジョエルのコンサートへ行ってきました。
会場は東京ドーム。年齢層は高め。

私の席は、アリーナ席で前から25列目くらいでしょうか。
座席がB4ブロックと左側のブロックだったので、ビリー・ジョエルは視界の右の方に小さく見えている状態。
そのため、正面に見える大型モニタ(会場に左右1つずつ)を見ている時間の方が長かったかも。

コンサートの中身は「良かった」の一言。
声量のある歌声は見事でした。当然ながら、ピアノも凄い。行って良かったです。

コンサートの内容が良かったので、急遽、明日の東京公演にも行こうかと思いましたが、打ち合わせが入っているためにNGでした。残念!

コンサートの会場でいつも気になってしまうのが、音響設備や照明、それを支えるトラスなどステージの構成。
建物に関わることを考えている自分自身に対して、ハッと思ったりします。一種の職業病なのかも知れません・・・。

ビリー・ジョエルのコンサートは、東京の後、札幌、大阪、福岡、名古屋と続きます。
行かれる方は、ぜひ楽しんできてください!

2006.11.22

今日は、朝1番から品質チェックの配筋検査へ。
現場に到着すると、現場監督さんと、社内の検査担当者がみえました。

到着してすぐに監督さんから、

「基礎の位置を間違えてしまったので、配筋検査を延期して頂けないですか」

と言われました。

建物を作るときは、やり方という作業が行われ、建物となる周りを薄い木で囲い、その木に基準となる線を書いていきます。

今回はその線のうち、「中心線」なのか、「外側の線」なのかを間違えてしまい、基礎幅のちょうど半分、基礎がずれていたのです。

あいたたた。でも、まだこの段階で良かった。
コンクリートが固まった後だと、直すのは大変です。

配筋検査が延期になったので、その現場を後にして、最寄の現場へ。
断熱工事が終わり、室内の壁下地となるボードを張っている段階。

この現場は、標準の10kのグラスウールから、セルロースファイバーに変更しています。
壁の中は、セルロースでぎっしり。 屋根にもぎっしり。断熱効果だけでなく、遮音効果も高そうです。

大工さんはセルロースの現場が初めてだったようで、
「しっかり入っていていいね」とおっしゃっていました。 (ちなみにセルロースの工事は専門業者さんが担当します)

次は、外環をぐるっと回って、木質パネル工法の構造検査。
途中、事故渋滞につかまってしまい、かなり遅れてしまいました。

施工業者による社内の構造検査は、午前中に終わっていましたが、図面に書かれている羽子板ボルトが入っていない箇所が2箇所、梁を受ける金物に釘が入っていない箇所が1箇所。

いずれも、現場にみえた大工さんにすぐに対応して頂きました。
建物が建った後では見えない場所だけに、やはり建築中のチェックというのは大切だと思いました。

2006.11.19

ブラインド内蔵サッシ

加藤さん品質チェックの打ち合わせのため、業者さんのみえる住宅展示場へ。

時間があったので、サッシに良いものを使っていたモデルハウスに入ってみました。

そのサッシは、木製の3重サッシでした。
木製といっても、屋外側はアルミのクラッドでカバーされており、耐候性は普通の木製サッシよりも高くなっています。つまり、性能は木製サッシ、耐候性はアルミのいいとこ取りです。
そして、トリプルガラスの中には、内蔵のブラインドが。

内蔵ブラインド 内蔵ブラインドを下ろしたところ
内蔵ブラインド 内蔵ブラインドを下ろしたところ。

日本のサッシではほとんど見ない、内蔵ブラインド。
ガラスの中に入ったブラインドは汚れないのでメンテナンスが楽です。また、室外に近い側で遮熱できるので、熱的にも有利。

知っておいて損はないサッシだと思います。


2006.11.18

地元工務店

一戸建ての新築一戸建て内覧会立会いへ。
施工は地元の工務店。精度的な問題はなく、いくつかの調整と追加、是正。
床下の点検に関して設計上の配慮が足りない部分があったことや、構造の考え方について古い考え方のままだったので、いろいろ工務店さんと話していると、講義のようになってしまいました。

続いて、安彦さんが主担当の、品質チェックの内覧会立会いの補助へ。
午前中の調査の関係で遅れていくことになっていましたが、付いた頃には終わっていました・・・。

非常に高性能なこの物件。(→ 9月21日9月22日の日記参照)
建物に入っても、この時期に一般的な、1階の床の冷たさがありません。

内覧会中に暖房装置は無し。ただし、昨日の夜から、この日の朝までは、全館空調をオンにしていたとのこと。
放射温度計で、床と天井の温度差を計ってみます。

床の温度 天井の温度
床の温度は23.8℃ 天井の温度も23.8℃。
温度差が無く、凄い性能。

ご依頼者の期待に応える高い性能です。
ちなみにこの物件は、設計事務所+地元工務店の組み合わせ。どちらも、高性能住宅に詳しいメンバーが揃っていました。
性能では、大手ハウスメーカーよりもずっと上を行きます。

小さな工務店が大手のハウスメーカーに対抗するためには、高い性能を供給できる事が必要だと思っています。信頼という面では、小さな工務店は大手ハウスメーカーより低く見られることが多く、価格だけの対抗では、良い施主を見つけるというのは難しいと思うためです。

ちなみにこの工務店さん、ご依頼者に
「工事中に撮った写真が、750枚くらいありますから、CDに焼いてお渡ししますね」
とおっしゃっていましたが、この枚数はなかなか撮れるものではありません。一般的にお引き渡しの写真は、75枚でも多い方なのではないでしょうか。

この設計事務所+工務店さんを選んだご依頼者も、家造りをよく勉強されたと思います。
ある設計事務所のホームページで見た、「良い家は良い建築主がつくる」というキャッチを思い出しました。その通りだと思いますね。

技術者魂が感じられたこの工務店さん、また一緒にお仕事したいですね。

2006.11.17

ヒートポンプエアコン

渡邊さんと、品質チェックの内覧会立会いへ。
工事中にエアコン取り付けが終わっているため、内覧会中に試運転。
My放射温度計でいろいろ測ってみました。ちなみに室温は約22℃

吹き出し口 外気温 室外機の吹き出し口
室内機の吹き出し温度は50℃ほど。 放射温度計では空気の温度は測れないため、外気温に近い、日の当たらない外壁温度を計測。約12℃ 室外機の吹き出し温度は約2℃

冬にエアコンを使うと、室内には暖かい空気が、室外機からは冷たい空気が出てきます。
夏はその逆です。

ちなみにエコキュートは、エアコンを暖房にして運転しているのと同じなので、年中、室外機からは冷たい空気が出てきます。
「その冷たい空気を、冷房に使えないのか・・・。」と思っている人は私だけではないでしょう。

エアコンは、ヒートポンプという技術を使っています。
省エネのために、非常に有効な技術です。

2006.11.16

ジャパンホーム&ビルディングショー

ジャパンホーム&ビルディングショーに行ってきました。ちなみに、昨年も行っています
ジャパンホーム&ビルディングショーとは、日本最大規模の住宅・建築関連の専門展示会です。(一般の方でも入れます)

事前招待券を持って、現地に入場。
入場時には、「一般」「設計」「商社」「工務店」などの分類を示したものを選択する必要がありますが、さくら事務所の業務内容にピッタリ当てはまるものは無し。これは、インターネットから、建築関係のカタログ請求時にもよくありますが、毎度ながら悩みます。
(とりあえず、商品の説明を受けやすいと思い、「設計」として入場)

展示には、大手ハウスメーカーのものはなく、ほとんどが中小の会社のものです。また、日本だけではなく、ドイツ、カナダ、フィンランド、イギリス、イタリア、中国、韓国他、海外からの出展もかなりあります。今年はドイツのものが多めでした。

断熱のコーナーでは、自然系断熱材の展示者が、誤った知識でグラスウールを批判していたり、比較的性能が良いと思っている吹き付け系断熱材の説明者の説明レベルが低かったりと残念。

中小の会社が多いということもあり、毎年のことながら「科学的・工学的に根拠があるの?」と聞きたくなるようなものや、明らかに過剰性能な商品(耐震関係に多い)の展示もいくつか・・・。

会場でサンプル紙としてもらった、新建ハウジングのバックナンバーに、チリウヒーターの岡本康男さんのコラムがありました。
(岡本康男さんの書かれた、「体にいちばん快適な家づくり」は、良著だと思います。)

その中に、非常に納得できる一文が。それは

『パッシブソーラーは理屈が一人歩きをすると、科学的根拠に欠けるものも出現したりする。縁の下の涼しい空気が屋内に流入すると「それだけで」家が涼しくなる、十数℃しかない大地温度「のみ」で家が暖かくなる、などはその例である。』

というもの。ごもっとも!

専門用語の説明は省きますが、少し考えただけで、前者のものは空気中の潜熱の問題を無視、後者はヒートポンプを使わない地熱利用は現実的に無理です。

帰る頃には、カタログだけでかなりの重み。
事務所に持ち帰るのが大変だったので、宅配便で送って帰ってきました。

毎年、この時期に行われている展示会ですので、ご興味のある方は、来年行ってみてはいかがでしょうか。

2006.11.15

日の短い季節の調査

今日は、朝1番から分譲住宅の建物調査(インスペクション)
購入前の物件の調査です。

住宅情報誌が発売された翌日ということで、調査中に別の購入希望者が3組ほど見学。
 別の若い夫婦らしい購入希望者と、その仲介業者とのやりとりを聞いていると、
「家賃なんて、ドブに捨てるようなもんすっよ!」
という、"ありきたり"のトークが・・・。一概にそうとは言えないでしょう。ローンを組む場合、リスクと金利も負う訳ですから。

調査は3時間半ほどで終了。
いくつか軽微な問題がありましたが、大きなものは無し。

調査の後は、ファーストフードで昼食を取り、品質チェックの現場回りを3件。

1件目は、引渡し間近の物件。構造は2×6で、充填断熱+外張り付加断熱の超省エネ住宅
全館空調のため、エアコンの室内機も室外機も1台。室外機の位置に頭を悩ますことなく、とてもスッキリ。部屋の中にも、室内機は出てきません。
内部の雰囲気もドライウォールと木製サッシでいい感じ。

2件目は、来週に配筋検査の予定となっている物件。
職人さんが、地面を掘っている段階でした。
現場への道路が少し狭いため、重機の配置などに苦労されている様子。

3件目は、上棟が終わり、防水紙を施工した段階になっている物件の進捗確認。
最近、日が短いので4時半になるとかなり暗くなります。
3件目に到着した頃には、真っ暗になっていました。

この時期の調査は、やはり夕方前までに終わらせるのがベターですね。


2006.11.13

繊維系断熱材の防湿シート 〜よくある大工さんの間違い〜

日本で使われている一般的なグラスウールは、「袋入りグラスウール」と呼ばれるもので、正面のビニールが防湿層と呼ばれます。(袋入りグラスウールの例)

ちなみに袋入りのグラスウールは、日本では広く使われているものの、海外では一般的ではありません。海外では、裸のグラスウールが一般的です。
日本でも、しっかりとしている業者さんであれば、裸のグラスウールを使い、防湿層は別施工で行います。

この防湿層は、壁の中に水蒸気が入って結露するのを防ぐためにあります。従って、防湿層は水蒸気が通りにくい材料でなければなりません。具体的には、ビニールやアルミ蒸着フィルムです。

袋入りグラスウールの裏側にもビニールが張ってありますが、これは形状を保持するためのもので、施工上邪魔になれば、取り外しても全くかまいません。また、裏側のビニールにはもともと穴が空いており、水蒸気が抜けるようになっているくらいです。

断熱材同士の防湿層にすき間が出来、大工さんに補修をお願いする時があります。
専用の防湿シートが無ければ、断熱材が梱包されていたビニール袋で代用することが出来ます。
しかしこのようなケースで、大工さんによく提案される材料があります。

それは、外壁の防水に使う、「透湿防水シート」。
商品名でいうと、タイベックが有名です。

ここで、防湿層の目的を考え直してみて下さい。
「防湿層(Vapor Barrier)」の名前から分かるように、水蒸気が通ってはいけないのです。従って、透湿防水シートでの防湿層の補修は、当然ながらNGです。

しかし現実的には、工事の現場で防湿層の代替として透湿防水シートを大工さんに提案されたのは、1度や2度ではありません。ひょっとしたら10回を超えているかも知れません。
悲しいことですが、関東周辺の施工者の、断熱に関する知識はその程度であることが少なくないのです。

そのような施工にならないためには、やはり住宅を買われる方が学び、施工能力・設計能力を見抜く目を養う必要があると思います。
他には、防湿層のトラブルが無く、専門業者さんが直接施工する断熱材(セルロースファイバーアイシネンなど)を選ぶ方法がありますが、この場合にはどうしてもコストは高くなってしまいます。悩ましいですね。


よく勉強されている方のブログ(さくら不動産アカデミーの卒業生です。)

”外断熱” 〜人に勧めるなら自分から〜
 http://blog.goo.ne.jp/homemaid/

ここまで学ぶと、断熱がらみで大きな失敗は無いと思います。断熱について学んでいない建築関係者では、ついていけないかも知れません。
(それにしても、詳しくなりましたね〜)

2006.11.11

雨男、晴れ男

一戸建て丸ごとパックご依頼者の地鎮祭へ。残念ながら、天候は雨。

現地には、これまでに何度も打ち合わせを重ねた業者さんがみえました。
テントが張ってあり、雨の影響は少なそうです。

しばらくすると、ご依頼者のお母様とお子さんが。
ご依頼者と奥様は後からみえるようです。

「せっかくの地鎮祭なのに雨になっちゃって。でも、○○ちゃん(お孫さん)は、晴れ男なんですよ〜。だから、止んでくれないですかね」とお母様。

すると、気のせいかさっきまで降っていた雨が小降りに・・・。
その雨の量の違いは、「おぉ!本当だ!」と思うほどです。

「いやぁ、凄いですね」とご依頼者のお母様と話していると、
「そうでしょ。でも、うちの△△(ご依頼者の名前)が雨男なんですよ!」という言葉が。

東京アメッシュを見ると、雨雲はこのまま地鎮祭が終わるまで持ってくれるかも知れないといったところ。

しばらくして、ご依頼者が車で到着。
そして、車から降りられたかと思うと、突然雨がザーーーーーッ!!!
それはまるで、映画かドラマのよう。

雨男、晴れ男というのは本当にあるのかも知れないと思った地鎮祭でした。

2006.11.9

何気なく・・・。

過去の日記の文字数を数えてみました。
(深い意味はありません。)

 1月分: 5,322文字
 2月分: 6,266文字
 3月分: 6,285文字
 4月分: 8,797文字
 5月分: 6,096文字
 6月分: 6,971文字
 7月分: 6,983文字
 8月分:12,006文字
 9月分:17,353文字
10月分: 8,764文字
 月平均: 8,484文字

1ヶ月に11回日記を書いているとして、1回当たり原稿用紙約2枚分の文字数。
毎週水曜日に発行しているメルマガの原稿を含めると、毎月1万文字以上でしょうか。

この他に、日々の報告書の文字数を入れると、結構な文字数になっているかも知れません。
チリも積もれば・・・といった感じでしょうか。

2006.11.8

木造の外断熱(外張り断熱) = 高性能 とは限りません。

昨日のガイアの夜明けで、外断熱のマンションが取り上げられました。
外壁に使っている断熱材の厚みは、125mm。屋根は100mm。
普通の内断熱マンションは、外壁部30mm、屋根は50mm程度ですので、普通のマンションよりもずっと厚い仕様。
(吹き付けの断熱材の場合、施工次第によってこの厚みが確保されないケースもありますが・・・。)

外断熱について、よく勘違いされている方がみえます。

鉄筋コンクリート造の場合、内断熱よりも外断熱の方が省エネ性能が高くなります。(断熱厚 30mm程度の「なんちゃって外断熱」を除く)
内断熱工法の場合、厚い断熱材を使えば使うほど、部屋が狭くなります。従って、内断熱工法での高断熱化は、屋内を広く使いたいという要求から、限界があります。

しかし、外断熱の場合、この制限はありません。極端な話、厚みの限界は無いのです。
室内の仕上げを打ちっぱなしにしても快適であるため、有効に使える室内の面積を、内断熱よりも広くすることだって可能です。

つまり、RC造の場合、普通は 外断熱 = 高性能です。

しかし、木造の場合には、外断熱 = 高性能というのが当てはまらないケースが多いのです。

木造の外断熱(外張り断熱)は、ポリスチレンフォームという断熱材で、厚み50mm程度が多くなっています。これは、フェノールフォーム断熱材換算で35mm程度です。

この断熱厚みでは、次世代省エネ基準を少し上回る程度。
この性能程度であれば、木造では、柱の中に厚みいっぱいの断熱材を入れたり、2×6にして140mm厚の断熱材を入れる方が、安くて高性能になることが多いのです。

つまり、木造の外断熱(外張り断熱)の場合、外断熱(外張り断熱)=高性能とは必ずしもいえません。上を目指していくと、そうではないケースの方が多いといえます。

実際、Q1住宅のような、次世代省エネ基準を大きく上回り、海外の基準を超えるような高性能な一戸建てでは、木造の外断熱(外張り断熱)がメインの断熱方法になることはありません。メインは充填断熱、プラス要素として外断熱(外張り断熱)です。

結局、木造の外断熱(外張り断熱)は、
「次世代省エネの少し上までは行くが、それ以上の性能を求めると、外断熱工法単体では難しい」
と言えると思います。

2006.11.6

幅方向に伸縮する断熱材

品質チェックの現場に、断熱材の確認+保障機関の構造検査の立会いへ。ご依頼者も現場にみえました。

この物件は、2×6(ツーバイシックス)。スタッド(枠組材)の幅は140mmあります。
しかし、ご依頼者が事務所に相談にみえた時の断熱仕様は、壁には羊毛の断熱材が50mm。空洞の方が大きかったのです。

普通、2×6にするのは高断熱化が目的。今回も140mm入っているのだと思っていたため、驚きました。そのため、最初の打ち合わせの段階で、高断熱化の検討を行ないました。

施工は小さな工務店ですが、これまでに現場に入ったことがないため、技量が分かりません。
できるだけ安価に高性能化を図るため、今回は施工性の良い断熱材を使うことになりました。

施工性の良い断熱材とは、幅方向に伸縮する断熱材。
現在、2社から出ていますが、そのうち、表面に防湿層(ビニール)が付いているものを選びました。
厚みは規格品の140mm。羊毛と比べて、断熱性能は2倍以上になりましたが、見積もりは差額で安くなってしまいました。自然系の断熱材はやっぱり高い!

それにしても、この融通の利きやすさはやはり小さな工務店ならではです。大手のハウスメーカーでは、なかなか自由にいかないでしょう。
ちなみに、壁面だけでなく、天井・屋根、床・基礎の断熱仕様も標準から大きく変えています。大体、どの部位も2倍以上の厚みに。
幸い、サッシの仕様は標準仕様でかなり良いものだったので、高性能化は簡単でした。

標準仕様では、次世代省エネをクリアできませんでした。しかし、変更後の仕様であれば、次世代省エネ基準は余裕でクリアしており、それよりも3割程度上の性能になっているでしょう。

自立性 幅方向に縮みます 中身は4つのコアがあり、分解が可能です
断熱材を立てたところ。16kの高い密度とその幅により、非常に良好な自立性です。
(写真は裏向き)
幅方向にギュッ!と縮めることができます。その代わり、屋外側に押し込んでもつぶれません。
そのため、筋かいがある箇所では使えません。ツーバイを標準とする断熱材。
中身は4つのコアになっており、幅に合わせてコアを抜き取ります。
幅の広いところはそのまま。狭いところは、1つあるいは、2つ抜き取るという風に。
 
幅が違う箇所 細い方に縮めて入れる 普通に入れたところ
現場では、写真のように幅の違う箇所が多く出ます。写真のAとBは幅が違うため、普通の断熱材では幅に合わせて切る必要があります。それが結構面倒。 幅の狭いところに、断熱材を縮めて入れたところ。切断不要でした。
写真では剥がしていませんが、一度防湿シートを剥がすと綺麗に施工できます。
幅の広いところに断熱材を入れた例です。簡単に入れられます。2段積んでも、切断不要のピッタリサイズでした。

普通のグラスウールではありえない施工施工において好評なのは、断熱材を施工する大工さんでした。

モジュール崩れしている箇所がある物件だったため、施工前から断熱材の施工手間がかかる心配をされていたのです。
しかしこれなら、大丈夫でしょう。

ちなみに右の写真、タッカー(ホチキスのようなもの)で留めていません。断熱材を入れただけ。普通のグラスウールで、これは無理でしょう。ずり落ちてしまうからです。(10kのグラスウールでは、最初から自立自体が出来ませんが)

この断熱材で残念なのが、高性能16kではなく、16kの商品であること。(高性能16kよりも1割ほど性能が落ちる)
もう1つは、在来工法用のものが標準では無く、特別注文となること。

確かに、厚み方向につぶれないため筋かい部分の施工性が逆に悪く、在庫の種類が増えるのでメーカーは手控えるでしょう。
しかし、高断熱の施工実績が少ない工務店で、ツーバイを検討されている方であれば、お奨めしやすい断熱材だと思います。
施工不良の懸念を、部材で回避できるからです。

この日のもう1つの目的であった保障機関の構造検査の立会いですが、検査員が1時半程度遅れてきました。交通事故にでも遭ったのかと心配していましたが、そうではなかったようです。
しかし、日が短いこの時期、夕方からのチェックは最初からちょっと厳しいと思いますよ・・・。
(検査員の方が到着した頃には真っ暗。)

2006.11.5

見た目だけのリフォーム

先月に行った、建物調査(インスペクション)のご報告。
調査物件は、RCの既存一戸建て。物件が広いため、5人体制での調査となりました。

築20年ほどの物件ですが、内部は売主の業者さんによるリフォーム済み。お風呂やキッチン、洗面所は新品。キッチンには食洗器も付いてました。
しかし、そのリフォームは見た目だけのものでした。

内側の壁を壊した時に工事すれば安上がりな、断熱の工事は無し。そのため、建物には一切断熱材が無い、無断熱建物。
リフォームしているので古い壁は残っていませんが、間違いなく結露が出ていたはずです。
その他にも、配管類を通すために、構造部分を大きく壊している部分がありました。

リフォームが見た目だけなく、建物の構造や断熱の部分に及んでいたら・・・と思うと、残念でなりません。

つらら?この調査で気になってしまったのが、調査物件のお隣の建物。
広い庭に、広い建物。かなりのお屋敷でしたが、屋根の防水は荒れ放題。庇の部分には、あやしい「つらら」のようなものが
(コンクリートの成分が溶け出して固まったものです)

随分とメンテナンスされていないようです。もったいないですね。

2006.11.3

ナイスアイデア!

渡邊さんと、品質チェックの現場へ、上棟立会い+電気配線の打ち合わせ立会いへ。

現場に着くと、現場が凄く奇麗!
土が出ているところには人工芝が敷かれ、現場の入り口には部材を置くテントがあります。ゴミは細かく分別されており、職人さんは掃除機を持って掃除しています。

現場監督さんによると、社内で現場を奇麗にする運動があるということ。
分別のゴミ箱しかもこの物件は、そのモデルケースとして、社内の現場監督さんたちが、来週見学に来る予定だとか。通りで奇麗なはずです。

建物の中に入ると、石こうボード、金属くず、紙くず、木くず、廃プラと書かれた5つのゴミ箱が置かれ、分別回収しています。
なかなかこの細かい分別は見かけません。

予定の時間の少し前にご依頼者が到着。
早速電気配線の位置確認です。

電気配線そこで、コンセントに目を向けると、コンセントボックスの上にイラストが書かれた紙が張ってあります。
よく見ると、電話、TVなどと書かれており、そこにはコンセントの形状があります。一目で何が配線されるか分かるように工夫しているのですね。
ナイスアイデアです!これは分かりやすい!
これは、コンセントだけでなく、スイッチも同じでした。こちらの業者さんはいつもやっているとのこと。分かりやすくて間違いもないので、一石二鳥ではないでしょうか。

便器のカタログトイレや洗面室には、壁面に使用する便器や洗面台のカタログが貼り付けてあります。
これも、コンセントと同様に何を使うのかが分かりやすく、取り付けのミスも防げます。
現場でありがちな、色の納入間違いも少なくなるでしょう。

TJIこちらの物件で(個人的に)気に入っているのが、2階の床根太に使っている、TJI。木質I型梁、I型複合梁とも呼ばれます。
アメリカでは広く使われており、普通の無垢の材料と比べて数多くのメリットがあるものの、日本の現場で使われているのはまだ小数です。
この辺り、日本の木造は遅れていると思います。建築の関係者でも、TJIを知らない人の方が多いでしょうからね。
(TJIの参考サイト:進化する2×4工法 Web北海道住宅新聞

次の予定があったので、続きは渡邊さんにお任せして、私は電車で移動。

行きの電車でも、帰りの電車でも、変わった紙袋を持っていた人がいたので後から調べてみたら「江戸文化歴史検定」という検定の受験日だったようです。
何とも変わった検定ですね・・・。検定の問題例はコチラ

電車を3回乗り継いで、打ち合わせの場所に到着。
こちらは丸ごとパック+コンペティションのご依頼者。
完成までは長いお付き合いです。

間取りもほぼ決まり、今日は外観の決定。
来年から工事が始まる予定です。スペックコンサルティングのご依頼も受けているので、現場のチェックだけでなく、設計の段階で性能面のチェックも入ります。

ご依頼者とのお付き合いの期間が長く、打ち合わせの回数も多いだけに、徐々に形になっていくのが自分のことのように楽しい時間でもありました。

2006.11.2

ログハウスに断熱材

先月の一戸建てセミナーの参加者から、質問メールを頂きました。
質問の内容は、「フィンランドから来た某ログハウスメーカーでの家づくりを考えているものの、断熱性に関する懸念がある」というものでした。

木の断熱性は高いと言われます。
鉄やコンクリートと比べると確かに断熱性は高いのですが、断熱材と比べるとやはり劣ります。
壁部分に20cm厚の木を使ったとしても、グラスウール24k換算で、50mm程度に過ぎません。

「フィンランドのことはフィンランド人に聞け!」ということで、7年前にホームステイをした先のご主人(Markku)にメールで質問してみました。
ちなみにMarkkuは、機械・設備系のエンジニアです。(2005年 7月 3日の日記に写真あり)

メールの返信は以下の通り。(赤字は私のコメント)

こんにちは、達哉!

久しぶりだね!
私とPirjo(奥さん)は、まだKUOPIOに住んでいるよ。KuopioをGoogle Mapで見る

私はまだ(これまでの会社で)働いているよ。エネルギッシュではないかも知れないけどね!?
まぁ、とにかく頑張ってるよ。
Pirjoは、去年の夏に退職して、今はフリーだよ。
(私が行った時、Pirjoは市内の血液センターで働いていました。)

ヘルシンキに住んでいる私の長男Pekkaと妻のPäiviには、息子が出来たよ。
名前はHenri。まだ3ヶ月なんだ。
私たちは孫が出来て、とっても喜んでるよ。君にも分かるだろ!

長女のAnuはイギリスに住んでる。(アラスカに住んだり、シドニーに住んだり、ヘルシンキの大学院で授業を教えたりと活動的な人です。)
次女のKatiは、Pekkaと同じくヘルシンキに住んでいるよ。


おっと、質問について答えるね。

その前に、簡単な歴史を。
フィンランド人は、これまで何百年もの間、木以外に断熱の要素が無い家に住んできたんだ。フィンランドでは、冬に氷点下 -30℃ 〜 -40℃になる。
でも、家に使う木の壁の厚みは、250〜500mmもある。大きな木だ!


壁の構成には3つの方法がある。
1つは、壁に断熱材を使わずに、厚み200〜250mm程度の木だけで作る方法。
これは、セカンドハウス(別荘)、サマーコテージやスキーコテージ、そしてウィークエンドコテージによく使われているよ。
(別荘の傾向が強いということでしょう。)

2つ目は、私たちが「insulated wooden walls」と呼ぶもの。
壁の両側をログ(丸太)で作って、真ん中に断熱材を入れる方法なんだ。
両側は木だから、本物の木だけで作ったように見えるよ。
(外断熱と言うのか、充填断熱と言うのか、中間断熱というのか・・・)

3つ目は、断熱材をログ(丸太)の内側に取り付ける方法。
断熱の工事は、壁を作る工事とは別に行う。
この場合、ログ(丸太)の見た目は外側だけになるよ。
(外側のログは壁になっているので、区分としては内断熱でしょう。木造でも、丸太組みの場合には内断熱があるということ。)

多くのフィンランド人は、大きなログや木を使って断熱材を使わない、"right wooden"が好みだと思うよ。

この3つの方法は、年中を通して住む家(別荘ではないもの)にも使われていると思う。

それらは快適に過ごす事ができるのか?
それは、暖房に関する質問だよね。
断熱材が入った「insulated houses」と断熱材が入っていない家で、暖房費が高くなるということ?

木だけで家を作った場合、室内側の木の表面温度は、断熱材が入った2つ目や3つ目のタイプの壁と比べると低くなるだろうね。

そして、ここからが重要。
木だけで作る「wooden logs」では、工事の時に特に気をつけなければならないことだ。
それは、木で壁を作るときの弱点で、ログの継ぎ目に自然とすき間が出来てしまうこと。
(ちなみにこのすき間を埋めるために、ログハウスのつなぎ目に、苔(コケ)を挟む工法があります。苔が育って、すき間を埋めてくれるというものです。)

もし断熱材を入れる場合(2つ目と3つ目のタイプ)には、室内の湿気を出来るだけ壁の中に入れないために、すき間を作らないよう、注意して施工する必要があるよ。
(これは、防湿層(ヴェイパーバリア:Vapor Barrier)のことでしょう。外気温が氷点下−30℃の地域では、防湿層が適当だと、壁の中で結露してしまうでしょうから。)

ま、いずれにせよ●●●は、フィンランドでも信頼できる良い会社に位置付けされているよ。
値段が凄く高いということでもね!

楽しい秋と冬を過ごしてください
クリスマスとサンタクロースも待ちましょう。
(フィンランドでは、クリスマスは最も好かれていて、最も大切なお祝いだよ。少なくとも、クリスチャンにとってはね。)

Best Regards

Markku

実は、フィンランドに限らず、他の北欧やアメリカ、カナダでもログハウスでも壁面に断熱材を入れるタイプのものがあります。これは、驚かれる方が多いと思います。
壁面に断熱材を入れない場合でも、天井や床面には断熱材を入れるのが一般的であるようです。

−例−
フィンランドのログハウスの断熱構造
 http://www.kontio.com/eng.php?tocID=95&sprak=fin

アメリカのログハウスによる、断熱材施工のスタイル
 http://www.uwharriehomes.com/faq.cfm

カナダのログハウスによる、断熱材施工のスタイル
 http://www.log-timberhomes.com/systems.php

この例のうち、フィンランドのログハウスの断熱構造に載っている、
External heat insulationの写真がMarkkuのメールでの2つ目のタイプ、
Internal heat insulationというのが3つ目のタイプに該当します。

ここで1点、フィンランドの別荘について、基礎知識を入れておく必要があります。

フィンランドの人口は520万人で、人口密度は17人/km2程度。人口は東京の半分で、日本で最も人口密度の小さい北海道の70人/km2をはるかに下回り、一人当たりの国土が広い事が分かります。

そのフィンランドでは現在、別荘が46万戸あるとされています。といっても、ピンとこないかも知れません。
日本の別荘の戸数は、平成15年住宅・土地統計調査によると、約26万戸です。
つまり、人口が日本の25分の1なのに、別荘は2倍近くあるということです。凄いですね。

常時居住用の住居については、フィンランドの断熱の基準は厳しいはずです。
ログハウスに断熱材を入れなくても良いのは、その主な用途が別荘やサマーコテージなど、年間を通じてあまり使わない建物が多いからなのではないでしょうか。

長くなりましたが、ログハウスでも断熱材を入れる構造があるというのは覚えておいて損はないでしょう。


【オマケ】
たまたま見つけた、海外での木造住宅における外断熱(外張り断熱)の施工例。

http://members.the-spa.com/~roskuski/nov17.html ←November 18辺り
http://members.the-spa.com/~roskuski/log.html  ←ここから全部見られます。

日本の住宅本のいくつかには、「海外には木造の外断熱(外張り断熱)は無い」としているものもありますが、これはどう見てもXPSによる外断熱(外張り断熱)です。残念!
といっても、木造の外断熱を推奨している訳ではありませんのであしからず。

2006.11.1

自立循環型住宅

今日は、(財)建築環境・省エネルギー機構主催の自立循環型住宅設計講習会 に行ってきました。
講習会の主な内容は以下の通り。

 ・自然風の利用
 ・昼光利用
 ・太陽光発電
 ・日射熱の利用
 ・太陽熱給湯
 ・断熱外皮計画
 ・日射遮蔽手法
 ・暖冷房設備計画
 ・換気  〃
 ・給湯  〃
 ・照明  〃
 ・高効率家電機器の導入
 ・水と生ゴミの処理と効率的利用

とても広範囲な内容です。良い勉強(復習?)になりました。

テキストがとても分かりやすく出来ており、このテキストだけでも価値があったかも知れません。ちなみに参加費は\8,000

時間の制約上、断熱の部分は他の部分と同様にサラリと流された感じでしたが、在来工法における「通気止め」の重要性を力説されていたのが印象的でした。(10月22日のセミナーで私がお話したことと同じ。)

断熱の項目で印象に残った言葉は、
「パッシブを学ぶためには断熱と設備を学ぶ必要がある」
というもの。
そうだよなぁ〜、と一人納得。

世の中には、パッシブの1つである太陽エネルギーを利用するのが「目的」になっている商品があります。本来、太陽のエネルギーは、数ある「手段」の一つなのですが、それを使うことに意義があるような感じで、「目的」と「手段」が逆になっているパターンです。(外張り断熱を採用している中断熱物件に多い印象・・・。)

私は、今回の自立循環型住宅を含めた超省エネ住宅が最終的にたどり着く所というのは、壁の中に下手に空気を流したりするような「小手先のテクニック」ではなく、スウェーデンの無暖房住宅に見られるような、シンプルな考え方だと思っています。

つまり、極限までエネルギーの浪費を建物側で抑えた後で、太陽の角度や室内の放熱量などを綿密に考えた設計方法です。

しかしこれには見え方の問題があります。
これらの設計を出来るのは、断熱や設備をしっかり学んだ人だけですが、非常に高いレベルで熱に関する設計を行っているため、一般の人には「単に断熱材を厚くしただけ」に見えてしまうのです。
これは、プロ野球選手のバントに似ているかも知れません。実際には難しい技術にも関わらず、プロとして高い技術であるため、一般の人からは簡単に見えてしまうというものです。

しかし、小手先のテクニックを使ったような建物は、実際の建物の性能が悪くても、見た目のパフォーマンスが良いため、そちらの方が世に広まっている印象があります。

話が脱線しました。
講習は10:00〜17:00でしたが、内容がたくさんあったため、全てが駆け足だったのが残念です。
もっと専門的な内容で、みっちり2日間の講習でも良かったです。

最後に、テキストの中で使い勝手の良い表を1つご紹介。
「暖冷房機器選定の目安となる能力」という表です。エアコン選びの時に参考になると思います。(次世代省エネ地域区分 4地域以南が対象)

暖冷房機器選定の目安となる能力[単位:kW]
Q値[W/m2・K] 6畳間 8畳間 10畳間 15畳間
暖房 冷房 暖房 冷房 暖房 冷房 暖房 冷房
4.2以下 2.5 1.5 3.2 2.2 4.0 2.7 6.0 4.0
3.3以下 1.5 1.0 2.6 1.8 3.2 2.3 4.8 3.4
2.7以下 1.0 1.0 2.0 1.4 2.4 1.7 3.6 2.6
2.1以下 1.0 1.0 2.0 1.4 2.4 1.7 3.6 2.6
(財)建築環境・省エネルギー機構 自立循環型住宅への設計ガイドラインより作成

これを見て、ピーンときた方は非常に鋭い。
家電量販店やエアコンのカタログに書いてある「冷暖房の広さの目安:6畳」などというのは、Q値4.2以下という、1992年の新省エネ基準程度の断熱性能の悪い建物を基準にしてあります。
(新築だけでなく、古い建物にエアコンを取り付ける可能性があるので当然ですが。)

そのため、次世代省エネを上回る建物では、エアコンのカタログ通りの広さの機種を入れると、オーバースペックになってしまいます。

「うちの建物は断熱性能が高いのであたたかいですよ!」といいつつ、エアコンの性能が、カタログに書かれた広さのものあるいはそれ以上だったら、その設計者・施工業者さんは、断熱に疎いかも知れません。
設備の能力を下げることが出来るのは、設計力の1つですからね。

参考:設備を減らせるという設計力(2006年 9月22日の日記)




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